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脳男のjunのレビュー・感想・評価

脳男(2013年製作の映画)
3.4
冒頭から結構グロいシーンで始まるので苦手な方は要注意⚠️

幼少期から周りとは少し違う子供だった脳男こと《鈴木一郎》は人並み外れた知能と肉体を持ちながら生まれつき全ての感情が欠如していた。さらに《一度見たものは忘れない》という特殊な記憶能力を持っていた。

警察が無差別連続爆弾犯を追う中で現場に居合わせた一郎は犯人と見なされ逮捕される。精神科医の鷲谷によって精神鑑定を受けることになるがそこから一郎の隠された過去が明らかになる。




《以下ネタバレあり》




前半こそ入り込んで観ていたけど後半は爆破のシーンばかりで集中力がプツリと切れてしまった。
大筋原作通りではあるのでしょうが爆弾魔が男性から若い女性2人組に変わっているらしい。なんで変えたのかな…
ちょっとリアリティに欠けて見えてしまい非常にもったいない気がしました。
アクションシーンよりも頭脳戦を期待していたので肩透かしを食らった形。


痛みを感じないのと不死身なのは違うし、いくら並外れた肉体といってもあんなに車に轢かれて意識を保てるものかな。
『あなたは殺人ロボットじゃない!人間なの!』という鷲谷のセリフがあるが私には一朗がロボットにしか見えなかった。笑


《一度見たら忘れない》という設定もあまり映画の中では活かされてなくてせっかく面白い設定なのにもったいないなと感じた。
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