sakura

マーサ、あるいはマーシー・メイのsakuraのレビュー・感想・評価

3.0
あ、これ、『不都合な理想の夫婦』の人の監督脚本だったんだと、わずか10秒前に知った。あれよりはよかったかも。

『ビリーバーズ』でも思ったのだけど、カルトって脱出できればいいってものじゃないんだなあと思う。社会に出てきてなにもできないと思われて生きていくなら、客観的に見て多少狂っていたとしてもカルトはある種救いなのかもしれないと思わされる。
まあ全然、あそこにいたほうがよかった、とは言えないタイプのカルトなのだけど。

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』や『オオカミの家』に比べて、内にいる人たちも誰も幸せそうじゃないのが嫌に印象的だった。
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