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ダイ・ハード/ラスト・デイのbackpackerのレビュー・感想・評価

3.0
◾︎ダイ・ハードシリーズ第5作

【作品情報】
公開日   :2013年2月14日
作品時間  :98分
監督    :ジョン・ムーア
製作    :アレックス・ヤング
製作総指揮 :トム・カーノウスキー、ジェイソン・ケラー、ラリー・ウェブスター、ブルース・ウィリス
脚本    :スキップ・ウッズ
原作    :ロデリック・ソープ(キャラクター創造)
音楽    :マルコ・ベルトラミ
撮影    :ジョナサン・セラ
出演    :ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコヴィッチ、コール・ハウザー、ユーリヤ・スニギル、他

【作品概要】
前作『ダイ・ハード』(2007年)から6年。遂にブルース・ウィリスも製作総指揮に名を連ねたが、彼の俳優引退宣言に伴い、実質的にブルース・ウィリス主演シリーズの最終作となった。原題は『A Good Day to Die Hard』。
シリーズ史上最大のカーチェイスが売り。

【作品感想】
ビル→空港→都市→国(米国)と、巻き込まれのスケールがデカくなり続けてきた『ダイ・ハード』シリーズ。国内ではマクレーンに十分な場が用意できなかったのか、遂に舞台は外国、それもお馴染みロシアに。
つくづくロシア及びロシア人の役回りってのはこんなんばかりで、単純な勧善懲悪の舞台装置にもってこいなんでしょうね。

正直ストーリーはあってないようなものという感覚で、〈家族の再生】という1作目から繰り返しているテーマを(細々違いや成長はあれど)焼き直しているもんだから、「またか」と思わざるを得ません。

シリーズ最短の98分という時間からみても、それに見合う作品になったという感じで、バッチリはまったアクションとドラマの妙を楽しめた1作目と比べると、緊張感等はどこか遠くへ行ってしまって、最早全く別物のようです。


実は6作目の予定があったらしいのですが、ブルース・ウィリスの俳優引退宣言を踏まえると、彼が主演する『ダイ・ハード』はもう作られなさそうですね。
もっともっと活躍を見たかっただけに、本当に残念です。
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