もやし

ダイ・ハード/ラスト・デイのもやしのレビュー・感想・評価

5.0
なんか当時めちゃくちゃ評判悪かった記憶があって普通にスルーしてたんだけど、映画まあまあ詳しくなってきて、いや、今見たら結構楽しめるのではないか? ということで試しに見てみたらとっても楽しめました。
1のときの地味さが好みな人は酷評だと思う。でも2以降のダイ・ハードって基本無茶苦茶だよね。この作品だけ酷評されるのはよくわからない。



舞台はロシアでした。息子が捕まったということで、何故か休暇にそれを見学に行ったマクレーン刑事。

それとはまた別の事件として、大統領候補を壊滅させる情報を持ってる爺さんが捕まって裁判にかけられることになって、情報くれるんなら釈放してやるぞと言われるも、もう俺の人生には何の悔いもないと拒否。ただで裁判させられると思うなよと言われる。


その後裁判が始まる。本当に何故かわからないけど息子と爺さんが同時に裁判を受けるようで。
そしたら案の定裁判所が爆破される。
実はCIAだった息子が爺さんを助け激しいカーアクション。そこに割り込んでくるマクレーン刑事。そして助けようとするマクレーン刑事。
流石マクレーン刑事。カーアクションでも大活躍。


結果仲の悪い息子と爺さんとで3人行動することに。
相手の戦闘部隊の大群に向かって巨大なマシンガンぶっ放してるマクレーンに笑うしかない。もう刑事とか関係ない笑
まあやっぱこの人様々な苦難乗り切ってるだけあって変幻自在な対応力が素晴らしすぎる。



何だか、一見とても複雑な話のように見えて、というかこの話本当に筋通ってるのかな? えと、この人が命令した部隊なのに何でここ協力してんの? とか考え込んでしまいました。てか矛盾してますよねたぶん。

でもそんなのが問題ないぐらいに伝えたいことが親子愛一辺倒だから、物語がとても単純化してる。
ちょっと単純すぎるかな? と思ったりもしたけど、やっぱり見てて悪い気はしない。
マクレーンへの息子のリスペクトとかマクレーンの仕事一辺倒で子供を顧みなかった後悔とか、ね。
段々精神面でも戦術面でも息が合ってくるのが結構楽しい。


かなり激しいアクションシーンの連続でとっても楽しめました。
そして愛情溢れるラストシーンに感動。最終回に相応しい映画でした。
もやし

もやし