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シュガー・ラッシュのnisuiのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
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ゲームの悪役とバグデータののけもの同士の友情物語。
チビッコよりも付き添いのお父さんの方がウホウホ言いながら見てそう。きっと見終わってから「あのキャラはあーでこーで↑↑↓↓←→←→BAはうんぬん」とかコーフン気味にまくしたてて子どもにひかれる光景が世界各地で繰り広げられていたことでしょう。
ひとつの画面にレトロゲームから最新ゲームまでいろんなゲームのキャラクター混在しているのがすごく不思議な感覚。レゲーのキャラもモデリングはきれいなんだけど動きがカクカクしててむずがゆい。レゲーの修理屋と最新ゲームの女軍曹の度を越した蚤の夫婦っぷりにあれやこれやどうするんだろう?とモヤモヤしてしまいました…。
ひとりで生きてる子どもとか、筐体が廃棄されて仕事を失くしたキャラとか、孤児や失業者を連想させるし、そうだったのかー!と思わされる仕掛けもあるし、大人でも手に汗握りホロリと泣ける映画でしたが、散々ひどいことされてもあやまってくれたらすべて許す道徳的な流れに子ども向け映画だということを思い出しました。
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