フジタジュンコ

遺体 明日への十日間のフジタジュンコのレビュー・感想・評価

遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)
3.0
2012年制作とのことで、まだ明らかになっていないことが多すぎるがゆえの語りづらさ・描きづらさがあったであろうことは察するに余りある。とはいえまだ11年前の記憶にまだ新しい災害で、現在進行系で生きている人々が(私自身も)いるので、なかなか評価のしづらい作品だとも思う。

僧侶を演じる國村隼さんが、読経の際に声を詰まらせるシーンにはぐっときた。皆さん東北弁に不慣れな中、柳葉敏郎はさすが。方言指導があったはずだが、佐藤浩市が竹内力みたいにホテルでずっとテープ聞きながら練習していた、みたいなエピソードないのかな…