凪のような狂気。
鬼才・PTAに、またしてもやられた!という感じ。
観終わってからこの映画を思い出すときの感覚は、劇中にでてくるプロセシングのような、起床してから半分寝た頭で夢を思い返しているようなときのそれと似ています。
いくつかのシーンがまばらに脳裏に焼きついていて、全体の流れは後になってから「こういうことだったのかもしれないな」と思うような。新興宗教の話、と割り切ってしまうにはちょっと惜しいような。
THE MASTAR
支配していたのは、誰だったんでしょう。
主演のホアキン・フェニックスが「her」の変態おじちゃんだとは気づきませんでした……怪演!