よーすけカサブランカス

フライトのよーすけカサブランカスのネタバレレビュー・内容・結末

フライト(2012年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

墜落する場所が教会の近くなように、相棒の操縦士の妻が機械のように「主の導きを」と言うように、また「アメリカン・ヒーロー」という言葉やウソによる汚れた誇り、などかなり典型的なアメリカ映画だった。離れ業で乗客を救った「英雄」が人間臭さという域を越えて、過度に忍耐力を欠いたアル中。という二面性はあの国のマッチョな主体とその裏を示せてたのでは。墜落までの緊迫感と、病院での「地下」の病棟のガンの男との会話が印象的だった。