こんな映画だったのね。パニック映画の人ではないのに、タイトルで何となく勘違い。
力作だけど、お酒に対する考え方が厳しいアメリカならでは。友人のアメリカ人が言っていたことを思い出す。
「向こうではアルコールを呑む事がすごい悪だが、日本に来たら違う。」
「だから日本では酒を呑む。みんな誰も悪だなんて気にしてないし、むしろハッピーに飲んでるよね。サラリーマンだってみんな飲むし、それが当たり前。」
もちろん日本でだってアル中は困るけれど、それにしてもアルコールを呑む人に対しての社会の許容性がまるで違う。
この映画の面白さが分からない訳ではないけれども、アル中に対する描き方がいかにもアメリカ人的。典型的だなあ、という感じ。