カンパッチー

レッド・ステイトのカンパッチーのレビュー・感想・評価

レッド・ステイト(2011年製作の映画)
3.3
ケヴィン・スミス好きなのに配信やDVDも廃盤でなかなか観れなかった作品。
まぁ最初から最後まで悪趣味なんですよね、まともな人間は一人もいないし学生3人もノータリンですし、救いは一切ないケヴィン・スミスの笑いがないスリラー、いつものジェイソン・ミューズやジェイソン・リーが出ていないのでヴュー・アスキューニバースではない単独作品なのかな?ジャケットのシャイアンことケリー・ビシェはこんな銃を持つ場面は一切ないジャケ詐欺ですし、むしろ母親のイカれた狂信者のメリッサ・レオの方がこの銃を持ってバンバン捜査官たちを撃ち殺していきます。

本当に誰一人感情移入することなくバンバン死んでいくのである意味爽快でした。まぁもう銃撃戦で死ぬパターンだけでなく、もっと拷問とかあればよかったですが。
エロもないですね、まぁケヴィンスミスにエロは期待していませんでしたが、ゲイネタは相変わらずあった上に罪深いことだ!と信者たちがゲイを殺すのでクラークスの2人やジェイ&サイレントボブの2人はゲイではないけど仲良すぎて殺されるんじゃないかと想像して笑ってしまいました。

ケヴィンスミス好きならお勧めかと問われるとそうでもないですが、狂信者や保安官の役立たずっぷりなど嫌いでは無い作品でした。