なぜか黒人が全然出てこない映画。
冒頭のシーン。親に車で学校まで送ってもらってる少年が何気に車窓から消防署の庭でどでかい拡声器とトラックの前で何かしている人々を何だろう?と見つめるシーンに意味があった、って2回目見たときに分かった。最初観た時スルーしちゃってたよ・・・
映画を見た後は情報入手のためにググるのが常だけど、いろんな事実を知らない自分にはこの映画は興味深い情報が満載だった。
ブランチダビディアン事件とかWBCとかレッドステイトの意味とか。
事実が元ネタになってるのがすごく面白い。
その事実を知らなくても面白い映画だけど、鑑賞後のググりでも無知な自分には情報探索を楽しめた映画。
WBCと言えば、自分には野球のワールドカップだったけど、
ウエストボロ・バプティスト教会(Westboro Baptist Church)なんてあるんだ・・・
驚きのストーリー展開と役者陣の熱演・キャスティングが素晴らしい。カルトの恐怖、体制側の恐怖、どちらの組織も異端と決めたら容赦なく殺害するという狂い様で個人の命を軽んじる様子を描いた恐怖映画です。
監督が当初やる予定だったけど様々な理由で却下されたオリジナルエンディングのアニメが監督の説明付きで見れるサイトがありました。それ見ると、監督はこの映画をオカルト映画にする予定だったようですね・・・