あの娘が海辺で踊ってるの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

わたしは消費されていいの。されるべきなの。でもあの娘は違うの。あの娘は特別。消費なんてされるべきじゃない。男なんかに。特別な女の子だから、ただ消費されていい存在じゃないんだよ。


ラストシーンが、…

｛映画館で公開当時みた感想］

ストーリーは
アイドルに憧れる17歳の女子高生・舞子は、自意識過剰なあまり周囲から嫌われ浮いている。そんな彼女にとって、穏やかな性格から“ホトケの菅原”と呼ばれる菅…

ポレポレ東中野での上映前、登壇予定のなかった山戸監督が雨の中舞台まで駆けてきて、彼女からぽつりぽつりと出てくる力強い言葉たちを聞き、山戸監督を愛してやまないであろう観客たちとこの映画を観て、帰りにあ…

センスとか。才能とか。そんな陳腐な言葉で片付けることが許されない。
彼女の、社会を｢眼差す｣哲学が、作品のエネルギーの源のような気がする。


切り捨てたくて仕方ない美しい町、

小さなコミュニティ…

2017年4月、ポレポレ東中野にて鑑賞。

2012年の公開初日以来、何度あなたと出会っただろう。
舞子も菅原も、映像の中の彼女達はそのままに、我々観客は年齢を重ね、新たな価値を映像に見出していく。…