映画を観た時は大学生だった。
正直、当時は意味が全然わからなかった。
男子だからだったのか、まだ大学生だからだった。
大学を卒業して恋をして、本当の意味で大人になった後、この映画を思い出した。
あ…
京都大学での特別講演会にて鑑賞。
日本舞踊を習う同級生・菅原に特別な思いを寄せるアイドル志望の少女・舞子。
彼女たちの前に現れた三味線部の古野と親友・笹谷の存在が、二人の日常を少しずつ変えていく.…
映画表現において暗黙的に「禁じ手」とされるようなことを、これでもかとぶち込んでる感じ。ズームインの最中から始まる映画を観たのは初めてだし、切り返すごとに陽が沈んでいく映画も初めて。
あと、台詞とい…
この監督の支配下において、演技が下手とか上手いとかどうでもいいことなんだと思わせてくれる作品。
このころから女の子の身体性と「私」という器のズレに関して言及していたのだね。
踊る日本舞踊女子と踊らな…
ついに山戸監督デビュー作を。いやあ、これは溢れてますね。女の子、アイドル、田舎、哲学文学的台詞。強烈な、信仰にも近い他者への愛。愛?いちばん粗いがゆえにいちばん尖っていて、さすがに自分は属性が違いす…
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