あの娘が海辺で踊ってるに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「あの娘が海辺で踊ってる」に投稿された感想・評価

吉田

吉田の感想・評価

4.5

ほんとよかった…都内で観れるのずっと待ってました
海と美少女と制服と処女性って時点でよくないわけないですよね
たしかに撮影技術は今よりもずっと未熟で荒さもあるけど
この作品から「5つ数えれば君の夢」…

>>続きを読む
女の子は難しくて愛おしい。

山戸結希監督はとにかく「女の子」を描くのが上手すぎる。あの難しい年代の複雑な心と身体を、時に乱暴で素直な言葉で、眩しい画と一緒に描いてくれるから好き。
すごい久しぶりにみた。本当にこれが原点だなーと思った。パンケーキにぶっ刺されたフォーク、物騒な視線、刃物の軌跡みたいな運動。すべてが鋭くて、すべてが輝いていて、すべてが無骨で、すべてが尊い。

”これが「だめ」だったら、もうきっと私は一生だめだから”
っていう 東京学生映画祭での監督の気持ちを上映前に読んでしまって
もうずっとそればっかり考えちゃった
映画を撮るひとの人生まるごと、同じ時代…

>>続きを読む
どこまでいっても山戸結希監督の映画は、狂おしいほどに、自分の人生を捧げてしまってもいいと思うほどに、あなたへの好きが溢れていて、途方も無く大切な相手への祈りの映画だ
lisako

lisakoの感想・評価

4.5

ポレポレ東中野での上映前、登壇予定のなかった山戸監督が雨の中舞台まで駆けてきて、彼女からぽつりぽつりと出てくる力強い言葉たちを聞き、山戸監督を愛してやまないであろう観客たちとこの映画を観て、帰りにあ…

>>続きを読む
KOKO

KOKOの感想・評価

4.5

センスとか。才能とか。そんな陳腐な言葉で片付けることが許されない。
彼女の、社会を「眼差す」哲学が、作品のエネルギーの源のような気がする。


切り捨てたくて仕方ない美しい町、

小さなコミュニティ…

>>続きを読む
Nori

Noriの感想・評価

5.0

2017年4月、ポレポレ東中野にて鑑賞。

2012年の公開初日以来、何度あなたと出会っただろう。
舞子も菅原も、映像の中の彼女達はそのままに、我々観客は年齢を重ね、新たな価値を映像に見出していく。…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

処女革命!を起こしたらしい映画。うーん好き!
女の子が「私可愛い!私は絶対可愛い!」とオマジナイのように毒を吐いて力に変えている姿は力強い。大森靖子、根元宗子らと同じパワフルさを感じられる。
そうし…

>>続きを読む
処女作ならではの歪さが生む映画的奇跡

唯一無二の最高傑作。
>|

あなたにおすすめの記事