もりみん

あの娘が海辺で踊ってるのもりみんのレビュー・感想・評価

あの娘が海辺で踊ってる(2012年製作の映画)
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女の自意識の苦しさ、面倒くささ、思春期の頃の自分への恋、にすごく共感する。
でも、舞子や周囲が菅原を仏のように思うのって、逆にすごく男性的な、と言ったら語弊があるが、今の社会から女への目線(「聖母」みたいな)にも近い。でも、菅原は人間。

舞子は「菅原は消費される」と言っていたが、もしかしたら山戸監督作品自体も徐々に舞子の言うところの「消費」をされていくのかもしれない。
そうなって欲しくないので、頑張って欲しい…!
私の中の少女を呼び起こし続けて欲しい。
もりみん

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