けんいち

バビロン2 THE OZAWAのけんいちのレビュー・感想・評価

バビロン2 THE OZAWA(2012年製作の映画)
2.5
『花物語バビロン』と続けて鑑賞。

日本人旅行者を映したフィルム映像と、アジアの歴史がつづられた字幕、その字幕を英訳したと思われるナレーション、という三つの要素で構成された実験映画(と解釈)。

とにかく忙しい映画で、正直頭がついていかなかったが、不思議と退屈しなかった。



終映後、出演の富田克也さん、相澤虎之助監督による舞台挨拶。

空族の始まりの話。
ヒッチハイクブームを意識しつつ、アジアの裏経済に興味を持ったのが、本シリーズ制作のキッカケ。
同じ登場人物が、空族の別作品に出てくる。
ゴダールの影響を受けた。
『3』も撮りたい。
など。


その後、私から撮影と編集に関して質問。

「1作目は1997年。2作目は2012年制作だが、見た目はどちらも同じように見えるが、どちらもフィルムで撮影し、編集したのか?」と。

対して、

「どちらも8ミリフィルムで撮っているが、『2』の編集はデジタルで行った」

という回答をいただいた。
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