自由な意思を伴って世界に放たれたダッチワイフが、そもそも男の憧れを投影したものである、というアイロニーが、この映画の狙いなのでしょうか。百歩譲ってそうだとしても、制作者のユートピア観と理想主義が、セ…
>>続きを読むペドゥナがかわいすぎる。性描写があるが、ペドゥナのさわやかさでいやらしさはあまりなく、美しくさえ見える。だからこそ、人間の汚さや身勝手さは際立つ。
空気人形だけでなく、人間だって中身は空気みたいにか…
このレビューはネタバレを含みます
ペ・ドゥナがちゃんと人形感あって驚く
後半の展開はホラー?!と息飲んだ
人形にも心がある
顔を見たらちゃんと愛されたかはわかる
という台詞が印象的
そのシーンが取材で実際に人形師さんが言われたこ…
このレビューはネタバレを含みます
ダッチワイフだった人形が心を持つ物語。秀雄の中にももちろん愛情のようなものはありながらも、意思の不在を象徴するのが人形で、尊厳とか女性の解放、命のあり方みたいなものがテーマ。
心を持ちメイドの服を着…
ペドゥナが無垢で純粋で美しい。
周囲の人々とのやりとりは微笑ましい一面、人間や物事の決して”美しい”だけではない、多面的な部分まで描かれている。それでも心を持ってよかったと思うノゾミの、彼を思う純…
私達は自分自身がなぜこの世に存在して心を持っているかを知ることはできない。
私達は世界を知れば知るほど、自分が何かの役に立たなければならないという焦燥に煽られる時もある。自分が社会の代用品であって、…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会