是枝裕和監督を迎えたトークショーにて
質問に対して、「空気が抜けていくところに興奮のようなものを覚えた純一と、(好きな人に)空気を入れられることに悦びを感じたのぞみ、その感情の差異を描きたかったのか…
他の是枝監督には無い攻撃的な作品だった。観る人を壊そうとするような作品。見ていて苦しかった。日本を舞台にして描くのは難しい物語だと思った。韓国を舞台にしていたらもう少し自分の中でこの作品を消化できた…
>>続きを読む監督登壇/新文芸坐フィルム上映
空虚な人間と空気人形を重ねて観てしまい、慰められてるような気持ちになる。ぺ・ドゥナには本当に魅入ってしまった、、不思議なお伽話のような映画でした。
是枝監督ご自身は…
池袋新文芸坐にて、トークショー付き上映を観てきました。
『怪物』『万引き家族』などで知られる是枝裕和監督の2009年の作品。『自虐の詩』業田良家のマンガを原作に、心を持った空気人形=ダッチワイフを…
私達は「心」を持っているから、誰かにとって特別な存在でありたい気持ちと、自分の代わりなんていくらでもいる劣等感の狭間でずっと苦しみ続けるんだろう。それは確かに面倒くさいし切ないこと。
じゃあ心なんか…
監督のトークつき。ACのコマーシャルの類いとこの映画とのあいだに横たわっているきょりとは一体何なんだろう。こころを獲得したラブドールが現実の日常世界を歩む過程に「彼女が人間にしか見えない瞬間」など遂…
>>続きを読むフィルム上映が美しく、苦手なストーリーではあるが+0.5。ストーリー自体も監督のトークショーをきいて腑に落ちるところもあった。ファンタジーなのでそもそもという話だが空気人形がレンタルビデオ屋に入って…
>>続きを読む映画は刺さらなかったけど監督のトークショーはめちゃくちゃ面白かった。映画クイズが中断されてしまっていたが、松田優作の遺作であるハリウッド映画のタイトルは『ブラック・レイン』。俺はちゃんと答えを知って…
>>続きを読む・是枝映画というと現実主義的なイメージがあったのでファンタジー色の強さに驚いた。
・途中まで「よく作り込まれたB級ポルノ」ぐらいの感想しか抱けなかったが、最後の展開でどんでん返しをくらった。
・…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会