知ってはいたけど今更鑑賞
突っ込んだら負けなところが多すぎてムムムって余計なことばかり考えてしまった
なんかただの是枝監督の癖を見せられてるような気持ちになったわ。
サブカル男がみんな好きそうなペ・ドゥナ。
ところどころ怖いんだよなぁ不気味の谷というか。年取ってからの彼女の方が哀愁あって好きだわ
身体の質感をビニールっぽくみせるためのメイクは良かったなぁ。裸で空気入れるシーンとか、ほんっとサブカル男大好物って感じのワンシーンで。性癖感じるわぁ。
女の子があのヘルメットかぶってるの好きなんだろうな〜とか。ミニスカート好きなんだろうな〜とか。
空気人形自体の設定の細かいところには突っ込まないから、レンタルビデオ屋の店員がいいとこ住んでるのとかそういうのもしっかりしてヨォ!って思っちゃう。
大人になるって嫌だね、こんなことばかり考えながら観るなんて。
ていうか、板尾が可哀想。一生懸命お世話してたのにサ。イケメンの若い子がええんか！
薄情なやつ、と思ってたら急に板尾の目の前に現れて「めんどくさいなんてひどい！」とか騒いで。ちゃんとイケメンに恋してデートしまくっといて。都合いい時だけそんなふうになるなよ！とムカついてしまった。中身空っぽなのに一丁前に女してて嫌だわん。
星野真里はなんだったの？
過食してたけどなにも解決してなくない？捨てられた人形みて綺麗〜で過食治るんけ？だからなに？なんなん？めっちゃ投げっぱなしやん。雰囲気だけやん。
勝手に心を持った自分勝手なお人形さんだった。それをさも悲しげに「心を持つって苦しいデス」とか言ってるけどARATAが1番可哀想です。
ただ、
好きな人の息で自分を膨らますというエロさとエモさを思いついて一つの作品にしたのは素晴らしいと思う。
あとロケ地が近所だったので単純にそこが楽しかった。
