このレビューはネタバレを含みます
是枝さんの脚本力やばすぎる…
こんなにも短い中で、強制される社会の仕組みに基づいた代用可能な人生、そもそも生まれることの是非、他者との関係性の中での生きる意味とか、いくらでもこっちが感じ取れるのがすごいな…
あと慰安婦問題とかもサラッと挿入してるのも、映像としては一瞬なのにこっちの心に重くのしかかってきて、ファー…となりました。
そんな感じで全部良かったんだけどやっぱり特に終盤すごかったな…ペドゥナはビデオ屋の子よの息を必要とするけど、相手はしない。それで燃えるゴミになっちゃうって切なすぎるな。
あと最後のハッピーバースデーでdear〜って名前が呼ばれないのも、ペドゥナが最後まで何者でもない感じがもうね…
あと大分画面こそ違うけど8 2/1のオマージュなのかな?
総括して板尾さんが良きでした