No.3644
空気人形をレプリカントに置き換えると、「是枝版ブレードランナー」のようで、非常にせつない。
ロイ・バティと同じく、空気人形も「死に場所」を求めるために「心」を持ってしまったようだ…
このレビューはネタバレを含みます
ここ最近見た中で一番好きな映画でした。
命は自分自身だけで完結できないようにつくられているらしい
作中で出てきたあまりにも真実過ぎる詩の一節で原本買ってしまつた。
どうやらまだ俺の人生は続くっぽ…
あまりにもファンタジーな冒頭の展開にかなり引いたが、ペ・ドゥナの可愛さにつられて観ているうちに、何度もウルウルしてしまった。悲しくて切ないようで、でもどこかホッとするような不思議な感覚。素敵なファン…
>>続きを読む(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会