ツクヨミ

ウルヴァリン: SAMURAIのツクヨミのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)
2.0
アメコミ映画らしからぬ"ネオ"日本描写が売りなウルヴァリンスピンオフ2弾。
そろそろ新作が公開なので予習がてらこちらをチョイスしてみた。
まず本作は"ウルヴァリンX-MENゼロ"に続くウルヴァリンのスピンオフ作品、時系列的には"ファイナルディシジョン"と"フューチャーアンドパスト"の間を埋める時間軸だ。
だがしかしX-MENシリーズと言うよりかはマジでウルヴァリンの小話的な中ネタだと感じる雰囲気、ローガンが過去に助けた日本人にお呼ばれして日本観光に行くという筋書きがピッタリか。なのでハリウッド映画の日本描写あるあるなワイスピ"X3"やジョンウィック"コンセクエンス"的なネオ日本描写がありまくりで世界観がわりと好きな感じであった。
あとストーリー的には昭和日本感漂う金持ち令嬢を守るために奔走するヤクザ映画みたいな雰囲気のためかアメコミ映画らしさが異常なほど皆無なのが世間一般酷評な理由か、だがしかしいろいろとアメコミ映画では異端な感じが個人的には好きだったり。でもいろいろと味薄めというかインパクトには欠けるためか作品としては"X-MENゼロ"のほうが好きかな、だが中盤の列車上で戦うシークエンスはぶっ飛んでてよかったなぁ。
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