トランスマスター

ウルヴァリン: SAMURAIのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)
3.0
♯114(2019年)
♯102(2024年)不死のウルヴァリン、日本で戦闘。

舞台はなんちゃってジパング
主人公は第二次大戦中に日本軍の捕虜となっていたローガン。
長崎でB29の爆撃から守った日本軍将校のヤシマ創業の社長から招待を受けプライベートジェットで来日する。そこには鳥居が描かれた増上寺や、躰道のようにアクロバティックな剣道、アジアンマフィアのようなヤクザ、そして極め付けは、パルクールと洋弓を使いこなす忍者も登場する神秘的な東洋の世界が広がっていた!
一言で表現するとゆるいエンタメ作品です。

◆良い点/注目ポイント
・お気に入りは、新幹線の屋根の上のゲームようなバトルシーン。日本の東海道新幹線と違い屋根の上にパンタグラフが無いフルフラット仕様なので、広々使えなおかつ屋根すれすれの障害物も飛んできます。
・アダマンチウムは、地球外鉱物なのに日本には沢山埋蔵していました。そしてシルバーサムライの刀はMARVEL史上最強の武器の可能性大。
・なんちゃってジパングなのに、カタコトな日本語ではなくネイティブスピーカーに近い日本語を話していて違和感が有りません。

◆改善点
・日本を舞台にするハリウッド映画は、必ず丸い窓が出てきますが個人の住宅にはなかなかお目にかかれません。
・芝からアキバまで徒歩移動。そして上野から新幹線で長崎へ帰りはAudiでサクッと東京へ…。
日本のトレンディドラマ並みの瞬間移動です。
・ヤシマが生への執着から恩を仇で返すヴィランとして描かれている点が日本人として悔しいところです。

◆総括
・真田広之が、あのパルクール剣道に対してあえてツッコミを入れないところ。
サラリーマンのあるべき姿を彼から学びました。

初回視聴
鑑賞方法:DVDレンタル
2019年7月9日

2回目視聴
鑑賞方法:DVDレンタル
2024年5月22日

-2019年114本目-
-2024年101本目-