タカナリ

アンパンマンが生まれた日のタカナリのレビュー・感想・評価

アンパンマンが生まれた日(2012年製作の映画)
3.8
「それいけ!アンパンマン」の短編作品。
アンパンマンがどのようにして生まれたかが描かれています。

思ったよりも心にきたのが、ジャムおじさんとバタコさんの日常。
人々の笑顔のため、パンを待ってる全ての人々のために毎日パンを焼き、町の人々に配っています。町だけでなく、町から遠く外れた家だったり、雨や雪に困っている人だったり、パンを求めている人がいれば雨でも雪でも足を運びます。辛い時もあるはずです。しかし弱音は吐かず、笑顔を絶やしません。
聖人かってくらい良い人すぎます。悪い所が見つかりません。

そんな二人のもとにアンパンマンはやってきますが、そんな二人だからこそアンパンマンはやってきたのでしょう。
雨でも雪でも、どんなに遠くにいてもお腹を空かせた人のもとにパンを届け、助けてくれる正義のヒーロー。
二人の優しさや想いをしっかり学んでいましたね。

お馴染みのオープニング曲を上手く使っていて、曲の印象がだいぶ変わりました。
歌詞にもある“生きる喜び”、そして優しさ、希望に溢れた素敵な作品でした。