三体艦隊

カルトの三体艦隊のレビュー・感想・評価

カルト(2012年製作の映画)
3.0
白石監督作品は、コワすぎシリーズとオカルトをみているが、今作でも同じくミミズが出てきた。

オカルトではミミズ世界が地獄だとされていたので、今作は地獄から化物が来てしまうのを阻止するという話か。

怪物を神だと誤って崇めているのは、オカルトの江野と同じ。

1つの霊現象が世界レベルの話に繋がるというのも共通だが、落とし所に苦しんでいる感じで中途半端な終わり方。

霊能力者ネオが出るまでしっかりホラーをやり、ネオが出たからはコワすぎシリーズのような安心感とともに進む。
エンターテイメントとしては楽しめたが、「カルト」と銘打っているので、他作品とは異なる信仰自体の独自性をもう少し入れて欲しかった。
三体艦隊

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