ロバート・デ・ニーロとフォレスト・ウィテカーが出演している「警察腐敗」を描いたクライムサスペンスと聞いて期待しない訳が無い。そしてその期待は見事に打ち砕かれる。3人の新人警官とそれぞれの新人に付く教育係の警官。が、3人の教育係の警官達は徹底的に腐敗仕切った悪徳警官だった。その裏には何があるのか？そして新人警官の一人の重要な過去の事件とは？...登場人物がどれもこれも酷い奴らで、主人公の言い分にも共感出来る部分が皆無なのが痛い。そして主人公の演技が...。ストーリーが既に駄目なので、この脚本に従って撮るなら監督も役者にも出来る事はもう無かったでしょう。正に「名優の無駄遣い」な作品でした。名優二人を起用出来るなら、もう少しストーリーに頑張って欲しかった。そしたら「並」の作品も「」並の上」まで引っ張ってくれたかもしれなかったのに...。
