滝和也

宇宙戦艦ヤマト2199 第四章「銀河辺境の攻防」の滝和也のレビュー・感想・評価

3.6
エルク・ドメル登場!

上級大将にして不敗の名将。ヤマトの最大の敵にして沖田艦長の好敵手となる男。旧作でも格好いいキャラなんですが、このリメイクでもダントツ。
登場でまずはドメル艦隊を指揮し鮮やかな連携で敵を撃破!しかも敵は白色彗星、ガトランティスだ!この入れ込み方は旧作から見ているファン歓喜。
ナスカ級、駆逐艦、デスバ・データーと嬉しいゲストメカ。話がそれたが、
ガーレ!ドメルのパレードでは走りよる花束を持った少女に対し車を止め、
降りて対応。大歓声。国民に人気があり、且つ誠実な武人であることを解らせるシーン。デスラーのやってくれるかい?エルク。の一言でヤマト討伐に遂に。出陣。

さてヤマトですが、ガミラスの捕虜が放った、先に手を出したのはお前たちだ!の一言に混乱。今まで空気になっていた副主人公、島が主役。この辺りは旧作では語られておらず、上手い。
島の父親の話も新規に取り入れて開戦が語られます。

で実はこの巻のクライマックスは何と宇宙での対潜水艦戦?またここが素晴らしいリメイク。旧作のヤマト3の人気キャラ、ガルマンウルフ、フラーケン登場!1には登場しなかった彼を持ってくるとは。異名は猟犬に変わりましたが、次元断層を作り出し、艦事態が見えず別空間から、魚雷で狙うそれは正に潜水艦。古くは眼下の敵から潜水艦ものに外れなし!ヤマトは窮地に!古代は対潜哨戒機をかり、ピンチを救います。

で後1話は、魔女がヤマトを惑わしますが、これはまあいいや。
さあヤマト、ドメル艦隊との対決迫る
次巻乞うご期待!

ちなみにエンディングテーマは毎巻変わりますが、この巻良いですね。

※ドメルの基はもちろん、砂漠の狐と呼ばれたロンメル中将。ドメルは宇宙の狼。あえて、そらと読みたい。
滝和也

滝和也