haruka

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのharukaのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

1人3役立って、解説読むまで気づかなかった

思い切った編集、音楽
博士は全然出てこない

盲目に指示に従う戦士
勝手に支持する司令官
大統領


軍の作戦の作られ方、司令の出し方ってあんな感じなんだな
緻密に、事前に練られた作戦があって、タイミングで発令されると、そこに誰がいようと、指示書通りにやれば実行できる

でも、人間がやることだから誤算も起こる

命令が解除されても、それが届かない状況になってしまったら、意図に反しても実行される。それが支持系統の中で発令されるということ。前にしか進まない。疑わない

3者間で物事が同時並行的に進んでいて、それがだんだん壊滅的に噛み合わなくなっていって、最悪の事態に突入していく、その緊張感がめっちゃあった

指令を出した司令官に反対する将校
大統領会議
攻め込まれる司令官
会議する大統領
準備を盲目的に進めるパイロットたち
自殺する司令官
攻撃を受けなお、目的を達せようとするパイロット
命令を停止した大統領、一件落着かと思えば、あと一機残っている
どんどん進んでいくパイロットたち
ロシアと交渉する大統領
ついに爆弾を落とすパイロット
今後の世界に絶望する大統領

コカコーラ爆破してから、すぐ命令が停止されたシーンにうつる

そのカットの大胆さがすごくいいテンポを作ってる




最初にイギリス人が指令を受けるシーン
すごく考えられた画角で、パトニースウォープとか思い出した


冒頭の文章がアイロニー

最後の原爆の映像にあの音楽がかかるのもやばい

パブロフェロ タイトルのグラフィック
ストップメイキングセンスと同じ人
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