Marian

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのMarianのレビュー・感想・評価

4.6
BSNHKにて放送していたものを録画して鑑賞。
キューブリック作品はいかれているものが多いけど、本作は本当にやばかった。
大国間の核抑止によって構築された戦後秩序に対する強烈な皮肉、社会や政治家、軍人を小バカにしたかのようなブラックユーモア、キューブリックワールド全開な映像、全てが素晴らしい。
本作が反戦・反核映画なのは間違いないと思うけど、それ以上に人間そのものの愚かさを描いていると個人的には感じた。
エンディングは圧巻。大傑作。
Marian

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