2024-77
アメリカ空軍基地のリッパー将軍が突然おかしくなってしまい、アメリカは攻撃を受けていないにも関わらず全部隊に対し“R作戦”を発令。ソ連を毛嫌いしR作戦を強行したいリッパー将軍と、それを受けてどう対処するか議論する政府と軍の首脳たちのブラックコメディ。
まずタイトル長すぎでは(笑)
滅多にないんじゃないかってくらい長い。
突然発狂してしまったリッパー将軍もドクター・ストレンジラブも強烈なキャラクター。何を言ってるのか意味不明で非常に混沌としている。
ドクター・ストレンジラブは登場した瞬間から異様な雰囲気(笑)
イカれてしまって意味不明なことばかり話すリッパー将軍をそばで見ていながら何も出来ない状況にある気の毒なマンドレーク大佐……。様子を窺いながら愛想笑いで誤魔化す姿が気の毒で面白い。
ダージドソン将軍役のジョージ・C・スコットがいい味出してる。
ピーター・セラーズがアメリカ大統領とドクター・ストレンジラブとマンドレーク大佐の1人3役をしていることに、観てるとき全く気づかなかった(笑)
元々ドイツ人であるストレンジラブの右手が勝手に上がってしまうのは、ナチス式の敬礼をしようとしているかららしい。たまに大統領のことを「総統」と呼んでるのもドイツ人が出ている。