オッペンハイマー観る前に見返しとこうと思って。
様々なものの元ネタになっているタイトルなので、一般教養として観とかないといけないんだろうなと思ってたぶん大学の頃観たんだけど、大学の頃の私はまだ映画鑑賞においてバブちゃんだったので全然何も理解していなかったと思う。今見返したらすっごく面白くてこれ私的にキューブリックで一番よかったな！
まずそもそもの元凶のリッパー准将、眼だけで気が狂ってることがわかるのすごくないですか？ラジオ没収とか言い出す前から確実にあやしかったもん。大統領役の人かっこいいなーと思ってwikiで調べたら大統領とマンドレーク大佐とストレンジラヴ博士の3役やってるのにもびっくりだよ。なんでわざわざそんなことを笑！？後半の「戦闘機なんとかしないと世界滅んじゃうよ～」のターンでは、タージドソン将軍の顔芸がいちいち冴えてて、会話に参加してないのにこんなに場の雰囲気を支配できることがあるんだな～という感動があった。もうねーヒカキンよ。漫画みたいな顔できる人昔からいたんだね。
私、人の顔覚えれないから役者についての感想あんまり言えないんだけど、なんかこの映画は役者すげえって感想だった。まあ、脚本すごいと感じる時には役者もすごいし、役者がすごいと感じる時には脚本もすごいと思ってるんだけど。キューブリックさあ、こんなに明解な脚本書けるなら他どうしてああなるの！？と思ったけど、キューブリックって常に自分＋一人か二人で脚本書いてるのね。まあ布陣の問題なんだろうな。
