2回目の鑑賞。オッペンハイマーを見た事もあり、BSの溜め撮りしていたのを見ました。
核爆弾を巡って人間のサイコな面を扱っていて、アメリカ大統領と基地の副官だけがまともな思考をしていた中、
ストレンジラブ博士を筆頭にリッパー将軍やしゃがれ声の上官、戦闘機のパイロット(最後)がおかしかったのが、人間というのは見かけや肩書きでは内面を見通せないと感じた。
人の良心があってこそ平和が保たれていると伝えたいのかな。
戦闘機の部隊のサバイバル・キットにチューイングガムとかストッキングやらコンドームが入っているのは、部隊の上官であるしゃがれ声の人が戦略室でガムを何個も噛んでいるのと女癖が悪そうなところが表れているのかも。戦闘機の兵士が見てた雑誌の女としゃがれ声の上官の女のポーズも一緒だったし。
リッパー将軍は性行為中に共産主義側の謀略に気づいたとかよく分かんないこと言ってるし、上がダメだと下もダメってことかも。現に基地の副官(まともな思考の人)は英国空軍?って言ってたし。
後は基地の副官・アメリカ大統領・ストレンジラブ博士の一人三役を担った演技分けも素晴らしいし、上官も良い演技だった。