ドクターストレンジからの、ドクターストレンジラブ!
という訳でTSUTAYAでたまたま見かけたので借りてきました。
冷戦時代のアメリカ。リッパーという将軍が血迷って独断でソ連への核攻撃命令を発動。爆撃機への引き返しを命令するための暗号はリッパーしか知らない。ペンタゴンに集まった大統領はじめ首脳たちもどうすんねんという状況。またリッパーの執務室に監禁されてしまったマンドレーク大佐。なんとかリッパーから暗号を聞き出そうとするが・・・
んーなんというブラックジョーク。とっても滑稽なんですが、もしもこんなことになってたらと思うと笑えねぇっす。まあそんな方のために「この映画のような失敗することは絶対ありませんから!出てくる人たちもお話も全部架空のものですから!」という注釈がわざわざ最初に入ります。
タージドソン将軍はもうこの際だから徹底的に破壊して被害を最小限にしようと言い出すんですが、大統領はそんなことできるか!と突っぱねる。そこでソ連の大使から明らかになる「皆殺し兵器」の存在。攻撃を受けたら地球滅ぶほどの爆弾が自動的に発射されるらしい。果たして世界の行く末は?
もう最後は笑うしかない!美しくロマンチックな音楽が流れるあのラスト・・・恐ろしさを突き抜けまくってなんだか綺麗だなぁなんて不謹慎な感想が出てきてしまってハッと我に返った。
リッパーの言う貴い体液とは何だったのか?科学に対する拒絶反応?
コーラの自販機からコーラをかぶるおっさんが笑えました。
「2001年宇宙の旅」を撮ったキューブリックとは思えないくらいチープな合成映像がちょっと気になりました(笑)これはわざとなのか資金的な問題があったのかなぁ?