ドルフィンキック

さよならドビュッシーのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

さよならドビュッシー(2013年製作の映画)
3.9
劇場公開時、映画館で観ました。
ミステリー&サスペンス映画としてはもちろん、音楽(ピアノ)に頑張る青春映画としても、十分に、楽しめました♪
インターネット上で、サスペンス映画の感想を読むと、よく使い古された・・・とか手垢のついた・・・みたいな意見を見かけますが、そんなに、サスペンス映画に、造詣が深いわけでもないので、個人的には、新鮮な気持ちで、見ることが出来ました。
後半からの意外な展開に引き込まれ、最後の大ドンデン返しにも、驚きました。
結構よく出来たお話で、中々面白いなあ~って思いました。
ラストのピアノのコンクールでの演奏シーンは、橋本愛さん演じる主人公が、火事で、火傷を負い、手が上手く、動かせないんだけど、一生懸命、頑張る姿に、心を打たれました。主人公に、感情移入して、思わず「頑張れ~」と応援をしたくなりましたし、スタンデングオベーションも、したくなりました。あのラストシーンは、本当に、鳥肌が立つ位に、感動してしまいました。
悲劇のヒロインで終わらせないで、希望を残したエンディングにも、好感が持てました。
主演の橋本愛さんは、目力があって、綺麗だし、演技も、上手くて、凄くスター性を感じます。
今後の活躍が楽しみですね♪
主題歌の泉沙世子さんの「境界線」も、映画のイメージに、ピッタリと、マッチしていたと思うし、歌詞も素敵だし、メロディーも綺麗で、中々の名曲だと思います。特に、サビがグッと来ますね。あと、歌声も、抜群でした♪