マッサージ屋2号店

さよならドビュッシーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

さよならドビュッシー(2013年製作の映画)
4.0
ピアニストを目指す香月遥(橋本愛)と両親を亡くし香月家で暮らす従姉妹の片桐ルシア(相楽樹)は本当の姉妹のように過ごし同じ音楽学校に通っていた。
ある日の晩香月家で火災が起き、ルシアと祖父の玄太郎(ミッキー・カーチス)は亡くなってしまう。
全身火傷を負うも奇跡的に助かった遥は形成手術を受け再びピアニストを目指し・・・。

俳優の利重剛監督作品。

劇場公開時以来、約9年ぶりに鑑賞しました。
橋本愛演じる遥が何者かに命を狙われたりする展開で一応ミステリーとかサスペンスのカテゴリーに入るらしい。
初見時も今回2度目の鑑賞でもそうですが、ミステリー云々よりピアノの音色に惚れぼれしてしまう作品なんですよね〜。

その何者かの犯行も終盤に入る前にめちゃくちゃアッサリ明かされるので拍子抜けを食らうと思う(笑)
犯行の目的も「へ?」みたいな感じですし。

やっぱそれよりピアノの演奏がインパクトあるんですよ。
今はバラエティでもよく見かける天才ピアニストの清塚信也がピアノ教師を演じ、彼が演奏もするので非常に説得力がある。
公開当時は全く知らない存在だったんですけどね。

ちなみにどんでん返し面では遥の命を狙った犯行よりも別の形でラストに用意されています。
再鑑賞でしたが、そのオチを忘れていたので普通に驚いた。
確かに考えてみればあり得るどんでん返しでした。