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東ベルリンから来た女のmillikのネタバレレビュー・内容・結末

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

静かながら緊張感のみなぎるドラマ。演出も俳優の表情も、基調が共産国家的なイメージの、感情に抑制的な感じ。だから、主人公バルバラの西側の恋人との逢瀬のシーンや、主人公のことを気にかけている同僚が彼女のことを当局などから庇おうとするシーンが、相対的にとても情動的に感じる。旧東ドイツの田舎町の風景を捉えたショットもまた、余計に美しい。
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