観ようかなと思いながら何年も何年も手をつけずにいた映画。
そして大好きになってしまいそれから何度も何度も観ました。
ドタバタコメディだけどその割には静かで淡々と進む感じ、最後に子供たちが病院に来てくれるところでどうしても泣いてしまう…
手放しに全てがとは言えないけれど、やっぱり「生まれる」って素敵なことだよ。
欲を言えば赤ちゃんとラファエルくんが今後会えればな、と。
すごく好きなシーンのひとつが、彼女を食卓に招いて家族に紹介するところ。
父親からのスターバック評が好きで。
主人公、ダメ男なんです。
でも人から好かれる、愚直すぎるというか、アホだけど、愛があるというか。馬鹿みたいに誠実というか。
そういう、穴や欠けがある完璧でない人間なんて世の中にたくさんいると思う。
でもその人だからできることやそれぞれの良さがあるのね。
世間や社会の「一般的には」「普通は」で測れない人間の良い面ってたくさんあるので
そういう宝物をなくさないように、生きていければなと思ったのでした。
