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二郎は鮨の夢を見るのTKのレビュー・感想・評価

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)
3.7
僕みたいにマンホールを舐めて生きているような平民以下の人間でも名前くらいは知っている、かの有名な銀座の寿司屋の店主二郎さんとその周辺の人のお話。
職人としての凄さは名前を聞いただけで平伏す程なのでもう充分です。
寿司自体はシンプル、席はたったの10席ほどで、トイレは外にあるような店がなぜこんなに評価されているのか?.......え、あれ、最後まで分からん...!っんだよ!二郎さんもほとんど出てこないし。
映像は最近のドキュメンタリーにありがちな被写界深度浅め(背景がボケてるやつ)コントラストハイライト高めでスローモーションやタイムラプス使いがちなおしゃクソ映像。ドキュメンタリーなのに映像自体は真実を映していないという矛盾。嫌いじゃないけどね。
外国の人による制作なので、あえてなのか日本語の部分(ほぼ全編)には字幕なし。でも正直言って役者でもない素人のおっさんおじいさんの喋りは聞き取りづらい。
とまぁ正直日本人向けの映画ではないのかもしれない。アメリカでは絶賛されたらしいけど。旨そうな寿司を見る映画でもないしな。
でも死ぬまでには絶対にこの店の寿司を食いたいとは思う。
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