akubi

よりよき人生のakubiのネタバレレビュー・内容・結末

よりよき人生(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初対面の美人の上司のことを彼女に「クソ男」といったり元カノのことを「クソ女」といったり、頭金のめどもたってないのに銀行に融資を受けにいったり(融資の審査があますぎる。これがそもそもの元凶)、はじめからまったくもって好感のもてない男だったし、あんな美人がどうしてこんな男を??とずっと違和感がぬぐえないし(そんなにあの夜がよかった?)これから起こるであろう悲劇が見えてしまったので(世の中そんなに甘くない。)、夢を語る彼女をみてとても哀しくなった。かつてのわたしを見ているようだったから。しかも防火管理や衛生の基準も工事した友だちがきちんと考えてくれていたのに経費削減のためこの"バカ男"はすべて省かせたらしい(友人も基準通りにした方がよいとなぜ説得しない?)。
(この辺りで観るのをやめようかとおもったけれど更なる悲劇をみとどけたくて見続けてみる。)
購入した森の湖畔店も、繁盛する!ってのならとっくに買い手がついてただろうし。浅はかすぎる男のエゴ。借金背負ってまで、雇われの身でいたくないと??愛しているはずのひとの幸せより、自分のプライドが大事なのね、男って。
けれど自分の生い立ちもあってか、彼女の息子への想いはいつだってとてもあたたかかった。子どもを自分たちの人生に巻き込みすぎだけど。なんで、いろいろと反省してください。
と、また愚痴が始まってしまう前に、いったんやめさしてもらいます。
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