theocats

ゼロ・ダーク・サーティのtheocatsのレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
1.1
実話ベースということで、ビンラディン暗殺の過程はまぁ大体こんなものだったのだろうとの認識は得られた。その点は良い。
映画的にもそつのない作りだったとも思う。

しかし、あくまで私見となるが、あの9.11のビル倒壊はどう見たって計画解体以外の何物でもなく、ましてや何の攻撃も受けていない別のビルまできれいに計画爆破されているとあっては、アメリカの自作自演の疑いは濃厚。
その観点からこの映画の題材である、テロ首謀者とされるビンラディンの暗殺劇を眺めると、言いようのない憤りが沸き上がってくる。
それは圧倒的テクノロジー格差で虫けらのごとくアラブ側の人間を射殺していく描写でより強まっていく。

何れにしろ9.11関連、それ以降の中東各地侵攻を扱った映画は、個人的にはグロテスクさと胸糞の悪さしか生じない。
theocats

theocats