本人の証言を元にした実話という場合、どう見ようか、と迷いながら見る、で合ってるのだろう。拷問はダメでしょ。
何もしないリスク、間違うリスク。
全く別の話として、何にせよあの男社会の中で、挫けずに強い主張を通す強さを発揮した彼女は、世界が見習うべき存在だろう。いわば彼女に従う、という決断なのだから、それができたチームも、家父長制の根強い国で育った人間から見れば立派に見えてしまう。
アメリカの、CIAの、CIAスタッフの、「正義」の戦いであり闘い。攻めて来られて沢山の人が死んだと、分かっていても、なかなか、どう受け止めるか考えさせられる。
標的を誤り殺してしまった兵士のその後も気になる(本人の精神面に関して)。
映画はさておき私的な感情として、人の死に直面すること、人を殺すことからは、できる限り距離を置いた人生で、今世を終えたい。