このレビューはネタバレを含みます
中野量太監督の長編デビュー作であり、あの名作の原点。
カメラ構図やカット割り、演技、演出はインディーズ特有の陳腐さが若干あるが、
脚本は中野監督らしい捻りのきいた秀作。
脇を固めるキャストは、有名女優や俳優が登場する。
”お母ちゃん”と娘たち、そして知らない親の子が出てくる人間関係、
ちょっぴり倫理的にやばく、変態チックで心温かい家族愛の様子、
それぞれ「湯を沸かすほどの熱い愛」を彷彿とさせる。
最後のCGはさずがに強引な展開じゃない?(笑)
あのシーンがなければ、もうちょっといい余韻が作り出せたかも?