なんとも痛くて、でも想像できるほど
リアルでその哀愁が好き。
まどかさんの映画の感傷を読んで
見ようと思った作品です。
私がただ、パッケージ見ただけだったら
絶対見なかったか、後回しにしていた
作品だった気がする。
でも、クラスの元一軍のような3人が
大人になっても変わらず悪態ついて
ケラケラしている。それでも彼女達も
必死にもがいているだけで、彼女達も
その虚しさは他人よりも何倍も
理解していた。だって自分のことだから。
それでも、弱みを見せて好きに
なってくれる人や、そんな不器用な
彼女達を放っておけない人もいるという
ことがなんだか温かく感じた。
幸せが訪れるべき人に訪れて
その現状は変わらないけど、
仕方ないよね、どうしようもないけど
生きていかないとだよねって
悟るような最後のベンチでの3人の
シーンが絶妙な空気で本当に好き。
この作品を今見れて良かった気がする。
きっともう少しで始まる結婚ラッシュを
前にこれを観れたことで私の心が
少し救われる気がした。