このレビューはネタバレを含みます
自宅で。
2013年のコメディ映画。
監督は「愛とセックス」のレスリー・ヘッドランド。
あらすじ
高校の親友同士のレーガン(キルスティン・ダンスト「ドリーム」)、ジェナ(リジー・キャプラン「エクスティンクション 地球奪還」)、ケイティ(アイラ・フィッシャー「ノクターナル・アニマルズ」)は同じく親友のベッキー(レベル・ウィルソン「ワタシが私を見つけるまで」)の結婚式に招待されるが、バチェロレッテパーティーの後に羽目を外しすぎて、ベッキーのドレスを破いてしまう。
Netflixにて、2度目の鑑賞。
以前一度観たんだけど、個人的に最近コメディ欲が強くなって来ているので、久々に鑑賞。
ほとんど、観た記憶を失ってたんだけど、なるほどドタバタは予想してたけど、一夜の話なのね。
結構式前の一夜のドタバタというと、お馴染み「ハングオーバー」シリーズが有名だけど、こちらは女性版というだけあって、外見こそ着飾っているものの、なんつーかせせこましい!!
邦題の「あの子が結婚するなんて!」じゃないけど、なんであの子があたしより先に!!っていうジェラシーが垣間見えて嫌だw
特にキルスティン・ダンストは顔立ちといい、こういう役が似合うなぁ笑。
後の2人も、ジェナを演じたリジー・キャプランは神経質そうな顔立ちが精神不安定な女っぷりを遺憾なく発揮してるし、ケイティを演じたアイラ・フィッシャーのお気楽ビッチの歯止めのきかなさが実に強烈だった(ちなみにこの2人「グランド・イリュージョン」シリーズの同じ役をそれぞれ演じている)
ただ、やってることはというと割と最悪!!件のバチェロレッテパーティーで高校時代の黒歴史を暴露するだけでなく、大切なベッキーのドレスをハイになった勢いで破いてしまう始末…。
うーん、本当に友達なの??
まぁ、これはコメディ、トラブルが起きないと始まらないことはわかってるんだけど、この時点でこの3人の好感度は割と最悪だった。
展開としては3人が結婚式当日までにドレスを元どおりにすることができるか??ていうのが話の推進力になってくるわけなんだけど、この3人に加えて、新郎側の男性陣も加わり、話はそれぞれの恋愛要素を交わってくるので、話としてはなんだかとっちらけ。
まぁ、内容としてはつまらないわけではないんだけど、前述の通り、3人の好感度が下がってるわけで、なかなか素直に楽しめない自分がいる。
それぞれのロマンス、やっとる場合かっ!!
まぁ、唯一、黒歴史だった高校時代のある出来事が実は…だったよねという思い出話をベッキーの口から語られるシーンはちょっとグッと来ちゃったけど。
ただ、代わりのドレスを探す最中、本当はリーガンが着たかったドレスの件があったので、ははぁ、これは最終的に自分のプライドよりも友達を選ぶ展開かなぁと思ったら、そんなことはないんだね!!
ふっつーーに血がたれて、精液がついたドレス着ちゃってるよ、おい!!
で、それをベンチで3人並んで、タバコ(マリファナ?)ふかしながら、酒飲んで見ちゃうんかい!!おい!!
ベッキー、それでいいの??
同じような作品で「プライズメイド〜」という作品があったけど、単純に作品として比較しても、あっちの方が数段面白かったなぁ。
うーん、ベッキーが不憫すぎて友達は選んだ方が良いのでは?と思わずにはいられないよ…。