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草原の椅子のmakoのレビュー・感想・評価

草原の椅子(2013年製作の映画)
4.0
バツイチで、年頃の娘と二人暮らしの遠間憲太郎(佐藤浩市)に、50歳を過ぎて三つの運命的出会いが訪れる。
ひとつは、取引先の社長・富樫(西村雅彦)に懇願され、いい年になってから親友として付き合い始めたこと。
もうひとつは、ふと目に留まった独り身の女性・貴志子(吉瀬美智子)の、憂いを湛えた容貌に惹かれ、淡い想いを寄せるようになったこと。3つめは、親に見離された幼子、圭輔の面倒をみるようになったこと。


大人の映画って感じでした。
四人(遠間、富樫、貴志子、圭輔)が行き詰まった時に、この世で最後の桃源郷、フンザへ旅立ち、答えを見つけて晴れ晴れとした顔になり、私もほっとした気持ちになりました。
小池栄子が圭輔の母親役で出てたけど、一人二役みたいに演じていてすごかった。
とてもいい作品でした。
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