ひろぽん

陽だまりの彼女のひろぽんのレビュー・感想・評価

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)
4.2
10年ぶりに再会した浩介と初恋の女の子・真緒。彼女は太陽みたいに明るく魅力的な女性になっていた。偶然なのか必然なのか、気づいた時にはもう一度彼女に恋していた。だが、そんな彼女には驚くべき秘密があり2人の関係はどうなっていくのかというラブストーリー。


中学の時に浩介のクラスに転校してきた少女の真緒と10年ぶりに仕事で再会を果たす。中学時代の時のように徐々に引かれあっていく2人だが、そこには驚愕の秘密が隠されているというお話。

恋愛映画だと思わせて実はファンタジー映画という構成が面白い。普通に騙された。

最初から最後までどの描写を切り取っても画になるような、陽だまりをイメージした温かい光が登場人物にあたりとても美しい。そして、全体的にオレンジ色の光が心地よい明るさで心が落ち着く。

天真爛漫で常にニコニコしている天使のような上野樹里の姿がとにかく可愛すぎる。松本潤は相変わらずそのまま松潤って感じだな。でも、そこがいい。

中学時代の2人を演じる葵わかなと北村匠海がまだ初々しくて新鮮。特に葵わかなの無垢な笑顔が魅力的で見る人を引き込ませる。

真緒が電車に乗ってお別れする時に閉まるギリギリで降りて、“終電なくなっちゃった”っていうシーン好きすぎる。コレやられたら間違いなく惚れるほどの破壊力がある。

The Beach Boysの『Wouldn't It Be Nice』の曲最高🎶
この曲がかかって、上野樹里がCDショップでノリノリに体を揺らしてるシーンがお気に入り。
ラストの松潤がこの曲がかかった時に涙を流すシーンも好きや。

クリスマスシーズンにもってこいの作品。少し切ないシーンもあるけど、何回観ても心温まるからとても好きな作品🐱ฅ(>ω<ฅ)ニャー


“お前、ブライアン食ったろ”
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