パンカ

アンチクライストのパンカのレビュー・感想・評価

アンチクライスト(2009年製作の映画)
3.0
「胸糞」枠で取り上げられてた気がしたのだけれど、意外と「考察系」だったかも。

アダムとイブ、inエデン。旧約の世界がモチーフの一部であることは間違いないのだろうけど、題名は「アンチクライスト」。🤔

かなり「痛い、痛いっ!😖」場面があるし、セックス描写はけっこうあるものの、官能とはほど遠い。

歴史の中で積み重ねられてしまった女性蔑視を象徴させられたかのような女性主人公。
一方の男性主人公も、中盤、追い詰められるまでは自分は万能だ、という驕りが滲み出ている。

セラピー、ひいてはコンサルとか、教職あるいは部下に対する上司とか、「治せる」「指導できる」「教える」なんて驕りでしかないのではないか?・・・そんなことを1番感じたかもしれない。物語の本筋からは外れるけれども。😅



追記
視聴翌日。けっこう、場面場面が脳裏に浮かぶ。ストーリーではなく。映像の力が強い、ということだろうか?
「痛い、痛い!😖」もやっぱりインパクト大。なんでそんなことする?相手にたいしても、自分に対しても。
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