ピクシー

セイブ・ザ・ラストダンスのピクシーのレビュー・感想・評価

セイブ・ザ・ラストダンス(2001年製作の映画)
2.5
オープニングから、最愛の母親が事故死するという青春ダンス映画にしては、暗すぎるオープニング。

母親の事故死のショックによってバレーダンサーの夢を諦め、離婚したジャズミュージシャンの父親に預けられることになり、シカゴの治安最悪のほぼ黒人学校に転校。

急に白人が転校してきたことにより、イジメの対象となったりするが、仲の良い友達もでき(ジャンゴでヒロインを演じたケリーワシントン)恋人もできなんだかんだ充実。高校生のくせにクラブなんか行ったりして、ヒップホップを肌で学ぶ。

そして、ヒップホップ好きの彼氏とともに再びバレエダンサーを目指すべく、ヒップホップとバレエを融合させた新しいダンスでバレエ学校の試験に挑戦する。

残念だったのが、すごい泣けるシーンで『道 道』なんてプリントされているすごいダサいスタジャンを彼氏が着ていて吹いてしまった(笑)

青春ダンス映画でありながら、全体的に暗い雰囲気が漂っていたり、青春映画にありがちな離れたり離れなかったりの恋人関係に多少イライラしながらも、最後のダンスはアクション映画の大爆発さながらのカタルシス感じるほど素晴らしかったので、良かった。

音楽はヒップホップに無知なので、アーティストとか詳しいことは分からなかったが、なんとなく良かった。
ピクシー

ピクシー