庵野秀明さんの声がいい。
震災・第二次世界大戦前とシリアスな社会情勢だけどファンタジーな世界も交えながら物語が進んでいって思っていたより見やすかった。
まだ国力・技術がそこまでない時代でもこんな緻密なものを作り上げた事実があるのはすごいなと思う。男は仕事をしてこそっていう時代。その裏で大切な愛する人の存在に結核に苦しんだのかなぁ。夫婦の契りのシーンはジブリらしくて素敵だった。(その一方で結核を患っているのにその接触は大丈夫?ってハラハラするところも)
二郎の描く飛行機が徐々に今の飛行機になっていくの感動しつつ征きて帰りし人なし。美しくも呪われた夢、飛行機か、ってラストのシーンに考えさせられる。
風立ち「ぬ」は完了の「ぬ」?
2021年8月最後の金曜日の金ロー。