劇場で観て以来10年ぶり。
菜穂子との再会のシーンですでに65分経過していることに少し驚く。震災時の出会いは1日だけの互いに名を名乗らないものだし、残り60分で再会、接近、結婚、病、死までを示さなくてはいけない。そこに、唐突さを思わせることなく流れを作っていく作劇に感心した。
夢の中での、雲から小さな飛行機が大量に出てくるところが頭に残ってる。プロメラが回るところを前から撮るとこも印象的なのだけど、あんなに思い切り人の声を機械音や震災の気配に使ってたんだな。
二郎は妹との約束を2回忘れており、妹に対して一番ひどい。
庵野秀明と西島秀俊が会話してると考えると、なんだか可笑しい。
二郎の薄紫のジャケットの色がきれい。